中野真吾(37=佐賀・111期)が前回Vの勢いに乗って登場。その小松島決勝は、特進が懸かるルーキー桜木雄太を差し切ってみせた。脚力がないとできない芸当で、通算2度目の美酒。中野は「調子自体は良くはない。ただ、基礎の乗り込み練習をしてから持久力がついた。もともとパワーはあるけど、適正なのもあって基礎が足りていなかった。競輪は基礎ですね」とウィークポイントを補う練習で進化を遂げた。
中1週間で迎える今回に向けては「しっかり乗り込めた。前回よりも強くなっている感じはある」とさらなる上積みを実感。初日6R、目が覚めるような走りに期待したい。