【芦屋ボート G1第70回九州地区選手権】原田幸哉 地元SG出場へ優出譲れん

2024年01月31日 10:00

ボートレース

【芦屋ボート G1第70回九州地区選手権】原田幸哉 地元SG出場へ優出譲れん
意外にも地区選優勝がまだない原田幸哉 Photo By スポニチ
 2月の声を聞くと、ボートレース界は地区選手権ラッシュとなる。もっとも歴史が古いのが九州地区。70回目の「G1九州地区選手権」は2月4日に開幕する。福岡、佐賀、長崎支部の精鋭がボートレース芦屋に集結。スポニチではV最短距離にいるであろう各支部エースの意気込みを、3回にわたってお届けする。1回目は原田幸哉(48)だ。
 地元SGが呼んでいる。今年7月のオーシャンカップは大村開催。原田にとって今年の大目標でもある。ただ、現時点で出場ボーダーより下。選考期間終了の4月を待たずして、早めに安全圏に到達するためにも今大会は重要になる。

 「オーシャンカップのためにも、優出は外したくないという強い気持ちで1節間を走りたいと思います」

 原田だけではない。長崎支部でボーダーより上の選手は現在ゼロ。地元勢不在となればファン、関係者に申し訳ない。特にエース原田にかかる責任は重大で、4月までのG1はとにかく全力。幸いにして近況はいいイメージで走れている。

 「12月のまるがめG1から気持ちを切り替えて走っています。レースで自分が消極的だったり、メンタルがダメでそれを改善したいんです。今のところいいイメージで走れていますよ」

 成果はすぐに現れた。12月のまるがめG1、F休み明けの戸田一般戦と2節連続で優出。予選落ちした直前の浜名湖周年でも、レース内容には満足感も芽ばえてきた。そう考えれば芦屋参戦のタイミングはドンピシャかもしれない。

 「あまり淡水は好きじゃないけど、芦屋に関しては違和感なく走れています。乗りやすい水面だし、淡水の中では1番好きかな」

 地元SGへの思い、気持ちの切り替え、芦屋へのイメージ。原田を九州チャンプに近づける要素は多い。あえて、もう一つ要素を挙げるとすれば、2月18日に締め切りが迫るオールスターのファン投票だ。

 「オールスターに選ばれるには微妙な年齢になってきたし、レース内容的にも今のままじゃまずいと思います。お客さんにいいイメージで投票してもらいたいし、芦屋ではそういうアピールもしていきたいです」

 勝利にこだわり、内容も求める。いかにも原田らしい。大時計を圧倒するスタート、長身から繰り出すダイナミックなターン。ファンは原田の魅力を強く感じたい。その先には初の地区選タイトルが待っている。

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