【浜名湖・G1浜名湖賞】峰竜太 圧逃で18度目のG1制覇!「覚悟決めた」

2024年01月31日 04:45

ボートレース

【浜名湖・G1浜名湖賞】峰竜太 圧逃で18度目のG1制覇!「覚悟決めた」
G1浜名湖賞を制した峰竜太 Photo By スポニチ
 浜名湖ボートのG1「浜名湖賞 開設70周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は30日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の峰竜太(38=佐賀)がインから押し切って圧勝。通算18回目のG1制覇を飾り、優勝賞金1100万円を獲得した。1M捲り差した菊地孝平が浜野谷憲吾と秦英悟に競り勝って2着。浜野谷の追い上げを振り切った秦が3着に入った。なお、今節の総売り上げは90億464万8700円。浜名湖賞の節間売り上げ記録を更新した。
 腹をくくった峰には誰も太刀打ちできなかった。F持ちながらインから踏み込んだのはコンマ03のトップタイミング。「怖くて1Mは動揺した」と振り返ったが、あっさり独走態勢に持ち込んだ。「勝因はスタート。全速全開です。早いのを行くか迷っていたが直前で覚悟を決めた。今日の怖さは別格だったけど僕はボートレース運がいいので」。フライングのリスクを背負う捨て身の作戦で、外5艇の攻め手を封じ切った。

 家族への思いも後押しした。30日は三女の7歳の誕生日。さらに前検日の24日は長女の12歳の誕生日だった。「優勝できないかなと思っていたら本当に優勝できた。凄くハッピー。2人とも誕生日に会えていないので帰ったら盛大にお祝いしたい」。時折のぞかせる父親の表情。だが、年末に向けた24年の賞金レースは既に始まっている。すぐに勝負師の顔に戻った。

 「いろいろな賞をもらっても、グランプリを2回優勝しても“自分が1番”とは思えなかった。グランプリを3回獲ったら感じられる気がするし、自分が1番だという証が欲しい。僕がトップ3に入るようなレーサーでいられるのは残り3、4年だと思うので」
 見据える先は自他ともに認める頂点。この優勝でも満足することなく、峰は次の戦いに歩を進める。

おすすめテーマ

2024年01月31日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム