青木美保(26=埼玉・118期)が今年予選初勝利を挙げた。初手で2番手を確保すると、前の高橋美沙紀が最終ホームから先行。車間を空けて最終2コーナーからその高橋を目掛けて捲り、最後は実力者・石井貴子の強襲をタイヤ差しのいだ。
青木は「なるべく前々にいようと思った。2コーナーくらいから後ろが来ると思ったので、それに合うように仕掛けた。思い通りのレースができて良かった。ただ、捲った時のカカリは良くなかったので、ケアして備えたい」と冷静に修正点も挙げた。昨年は12月に2度の優勝。今年はブレイクが期待される1人でもある。「今年ですか?2回以上は優勝したいですね。まずは決勝で出し切れるようにしたい」と落ち着いた表情で話した。