【西武園競輪 スポニチ杯 2日目10R】将棋好きの堀江省吾が捲り2着「詰め将棋を解いている気分」

2024年02月14日 17:06

競輪

【西武園競輪 スポニチ杯 2日目10R】将棋好きの堀江省吾が捲り2着「詰め将棋を解いている気分」
好気配の動きを見せている堀江省吾 Photo By スポニチ
 <西武園2日目10R>まさに読み筋通りの展開だった。堀江省吾(26=長野)が中団キープから捲りを放って2着。決勝進出を決めた。堀江は「メインに考えていた作戦通りになった。踏み出してからは最後の最後まで踏めていた」と思惑通りにレースを運び納得顔を見せた。
 三分戦の攻防だった準決勝10R。「日高(裕太)君とやり合って稲毛(健太)さんの捲り頃の展開になるのだけは嫌だった」とレースを動かして4番手確保に成功。1センターから捲り上げ、個人上がりタイム11秒2の好タイムをマークした。「踏めている感覚があるし、このタイムは自信になる。先行メインに捲りも打てるようになりたい」と先行型として戦法の幅を広げている。

 プライベートでは将棋好き。プロフィルの尊敬する人物にプロ棋士の木村一基九段と書くほどだ。準決勝の走りは「詰め将棋を解いている気分だった。ゴールがこうなると考え、一手ずつ戻してく感じだった」と将棋にたとえて振り返った。

 決勝は地元の黒沢征治に前を任されて自力勝負。将棋の駒の「香車」のように真っすぐに突き進み、ラインの役割を果たす。

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