根岸真優 走り幅跳びで培ったスタート力

2024年03月28日 04:40

ボートレース

根岸真優 走り幅跳びで培ったスタート力
水陸両方での奮闘を目指す根岸 Photo By スポニチ
 【女神にキュン】ボートレース観戦が好きな両親に何度か連れて行ってもらった幼少期にボートレースと出合った。そこから十数年、就職活動に悩んでいた時に再び両親とレース場へ出向いた。
 「自分もモータースポーツが好きだったのもあって、やっぱりいいなって。両親の反対もなく、逆に勧められたくらいでした」

 中学、高校の6年間は陸上部に所属。ほぼ走り幅跳びをメインにうち込んだ。

 「走り幅跳びは走ってきて、ライン(踏切線)を越えちゃうと失格になっちゃって、逆に後ろから飛ぶと余った部分はもったいなくなる。踏切線に合わすのが一番いいので。それがボートレースのスタートに似ているし、そこを攻めていくのは楽しい。好きですね」

 趣味は「ドライブ。車が好きで車の運転が一番楽しいし、リフレッシュできる。1年に3万キロくらい乗ってます」と話す22歳。一番好きな場所として、群馬県の草津と長野県の県境にある渋峠(しぶとうげ)と教えてくれた。

 「日本の国道で一番標高が高い場所で、晴れている時の景色がめっちゃ奇麗なんですよ!」

 目標の選手は徳島支部の岩崎芳美。「岩崎選手みたいに、面白くて、優しくて、強い選手になりたい」。走り幅跳びで培ったスタート力を生かして水陸両方での活躍を目指す。次走は4月1~6日の多摩川G3オールレディースを予定している。

 ◇根岸 真優(ねぎし・まゆ)2002年(平14)2月13日生まれ、埼玉県出身の22歳。埼玉支部の133期生として23年11月の戸田でデビュー。初勝利を目指して奮闘中。好きな食べ物はわらび餅、イチゴ、唐揚げ。1メートル54。血液型O。

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