【ドバイ国際競走】ドウデュース全開!単走ラスト1F10秒8、昨年の雪辱誓う

2024年03月28日 05:13

競馬

【ドバイ国際競走】ドウデュース全開!単走ラスト1F10秒8、昨年の雪辱誓う
芝コース単走で追い切るドウデュース(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 JRAが4競走で馬券を発売するドバイ国際競走(30日)の最終追い切りが27日、メイダン競馬場で行われた。ドバイターフに出走するドウデュース(牡5=友道)は昨年、左前肢ハ行で同レース出走取消となった無念を力に変えて、芝コースで鋭く脚を伸ばした。
 今年こその思いを込めてはじけるように伸びた。ドウデュースは芝コース単走。ゆったり運びながら、徐々にギアを上げていく。ラスト1Fで軽く気合をつけられるとエンジン全開。ゴール板を駆け抜けると、稽古をつけた前川助手の頬が緩んでポンと首筋を叩いた。見届けた友道師も「全体時計はゆっくりめで5Fぐらいから行ってしまいを伸ばす感じ。こちらの計測では(ラスト1Fは)10秒8だったかな。無理なく出ていたし、具合はいいと思う」とうなずく。付け加えるように「何より心配だった(追い切り後の)獣医検査を一発で通りました。This year is OKって言われました」と笑みがこぼれた。

 昨年はドバイターフのレース前日に左前肢ハ行で無念の出走取消。指揮官は「また来ようと思いました」とリベンジの思いをにじませた。ドバイ遠征後は夏場を休養に充てて秋に3戦。天皇賞・秋(7着)とジャパンC(4着)でイクイノックスに完敗したが、有馬記念で3年連続のG1勝利を決めた。「あのまま終わっていたらモヤモヤしたままでした。いい形で一年を締めくくれて良かった」と振り返り「左回りのワンターンが合うし、ユタカ(武豊)も(シーマクラシックより)ターフの方が乗りやすいと言っていたので」と再びここに照準を定めた。

 イクイノックスをダービーで負かした日本の強豪として海外メディアの注目度も大きい。同世代のライバルは昨年、ドバイシーマクラシックを圧勝しその後も無双したまま引退。もう一緒に走ることはできないが「ドウデュースがドバイで結果を出せば、イクイノックスの価値も上がると思うので」と意気込む。今年はスタートラインに立ち、世界にその名を知らしめる。

 ▼ダノンベルーガ(堀師)時計は遅めですが日本でしっかり仕上げてきているので、今日は微調整程度でした。その後、ブリンカーを着用してのゲートの発進。レースでズルさを出させないように、2週前と今週でしっかり練習しています。調教ではブリンカー効果も感じられますし、心身のバランスもいい状態です。

 ▼マテンロウスカイ(額田助手)ずっと使っていますし、日本である程度乗ってきたので、軽く息を整える感じでした。動き自体は悪くなかったと思います。

 ▼ナミュール(小川陽助手)いい追い切りになりました。息の入りも問題なかったですし、順調に終わったと思います。

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