【宇都宮競輪 S級シリーズ 2日目7R】神山雄一郎が906勝目!「地元でいいところを見せたかった」

2024年04月02日 15:57

競輪

【宇都宮競輪 S級シリーズ 2日目7R】神山雄一郎が906勝目!「地元でいいところを見せたかった」
<宇都宮競輪場>通算906勝目を挙げた神山雄一郎 Photo By スポニチ
 輪界のレジェンド・神山雄一郎(55=栃木・61期)がゴール前で鋭く伸びて1着。地元バンクで今年3勝目、通算906勝目を挙げた。
 レースは同県で高校の後輩でもある小池千啓の番手戦。一度は小池が別線に叩かれたが、すかさず巻き返す。そして絶好の最終4角ハコで回ってくると、直線で健在の差し脚を伸ばし突き抜けた。検車場で弟子の飯嶋則之ら同県の後輩たちが拍手で出迎えると、神山は「ありがとう、ありがとう」と満面の笑み。レースについては「小池が頑張ってくれたね。最後は1着だけ特選上がりだったのでタテに踏ませてもらった。徐々に1着が取れるようになってきた。状態も確実に良くなっている」とニッコリ笑いながら振り返った。

 レース後はバンクに出て地元ファンの声援にも応えた。「声援はありがたいね。地元でいいところを見せたかったからね」とファンに感謝。そして入念にクールダウン、誰よりも丁寧に自転車整備。さらに、敵として戦った小川丈太にアドバイスを求められると、小川の自転車にまたがりアドバイスを送った。「輪界のことを思って?まぁ、そうかな。自分に教えられることはあまりないと思うけど、できることがあれば」と神山。レジェンドはどこまでも競輪を愛している、ということを証明するような時間が流れていた。

おすすめテーマ

2024年04月02日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム