【ボートレースコラム】仲道大輔 パンチパーマに金ネックレスだが探究心も行動力もある逸材「合格!」
2024年06月19日 04:30
ボートレース
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その仲道は支部が違えど、お世話になっている森高一真が前節のオールスターで優勝戦まで駒を進めた51号機をゲット。
「人生の大先輩のエンジンなのでそのまま行きます」と、まずは森高仕様を堪能し、そこから上を目指した。
最終的に、そのシリーズの主力でもある萩原秀人のアドバイスを受けながら予選を2位で通過。「ここ3節ほど思い切った調整ができていなかったので萩原さんのプロ仕様で挑戦したくなりました。自分の引き出しにはない形のペラです。萩原さんに“乗り心地だけはいいから”と言われて安心して行きました」
仲道と言えばここ一番での伸び仕様が魅力だが、どうやっても伸びないエンジンに当たった今節は出足全振りの調整にスイッチ。あらゆる条件にも対応するための探究心と行動力に感心した。
晴れて7月からは初のA1級となるが「スタートは(フライングを)切ってしまったら意味がない。タイミングよりも質のいいやつを行きたい。勝負どころになれば伸び仕様もやるし、スタートも調整も思い切りやってリズム良くA1級を迎えたい」
しっかりと地に足がついている姿が印象的だった。
今回は優勝戦4着だったが、初心を忘れることなく、新しい技術も積極的に取り入れている仲道。トレードマークにもなったパンチパーマと金ピカのネックレス。その風貌に負けないインパクト大のレーススタイルはまだまだ進化中。現在びわこイースタンヤングで奮闘中だ。 (梁島 幸子)