【尼崎ボート SGグランドチャンピオン】栗林幸太郎“超イイ値”は吉田裕平 素質はピカイチの20代

2024年06月28日 04:30

ボートレース

【尼崎ボート SGグランドチャンピオン】栗林幸太郎“超イイ値”は吉田裕平 素質はピカイチの20代
ターン回りを武器にインの峰に挑戦する吉田裕平 Photo By スポニチ
 ボートレース尼崎のSG第34回グランドチャンピオンは4日目、予選最終日を迎える。準優ボーダーは少し下がるとみて6・00に想定した。すでに当確は地元の稲田浩二を含む2位タイの1走組3人で、得点率トップには伏兵の桑原悠が立った。外枠2走をしのいで首位を死守できるか。ここまで不発の栗林記者の“超イイ値”は打倒・峰に燃える12R4号艇の吉田裕平(27=愛知)に期待した。
 20歳代の活躍が目覚ましい。記憶に新しいところでは定松勇樹が5月のSGオールスターを優勝した。宮之原は3月のクラシックでSG初優出。昨年11月とこなめダイヤモンドカップで新開がG1を初制覇している。そして吉田。昨年10月のダービーでSG初出場初優出の快挙を成し遂げた。

 初日こそ動きは重かったが、2日目から気配は一変している。3日目の動きも良かった。6コースから最内を差し伸びた3R。道中も猛然と追い上げて2着を奪取した。

 「前検、初日はターン回りに手応えがなく、ペラをやっても反応がなかった。初心に返って自分のいつもの調整をしたら、ターンで押してくれるようになって、つながりも凄くいい。欲しいところが来てくれました」

 試行錯誤を重ねて正解が出た。相棒は出足やターン系統に定評のある13号機。しっかり長所を引き出せたのだ。

 3日目のポイント加算で勝ち上がりも見えてきた。「勝負できる位置にいるのは光栄です。自分が持っているものでどこまでやれるか。集中して結果が出てくれれば」と気合を入れ直す。

 いきなりSGを優出した素質の高さと、ピカイチのターンセンス。2度目の大舞台でも、臆することなく堂々とした立ち居振る舞いで強豪たちと渡り合っている。機力と気力は上昇気流真っただ中。予選最終日も熱い走りで魅せる。

 【栗林の買い目】前半7Rは<1><2>、<1><5>流し。

 ◇栗林 幸太郎(くりばやし・こうたろう)東京都出身。土方歳三の出身地である故郷の日野市では、毎年5月に「新選組まつり」が開催される。

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