【いわき平競輪 F1ナイター 前検日】中0日で別府→いわき平へ参戦の藤井将「ランナーズハイです」

2024年06月28日 16:29

競輪

【いわき平競輪 F1ナイター 前検日】中0日で別府→いわき平へ参戦の藤井将「ランナーズハイです」
別府から中0日で挑む藤井将 Photo By スポニチ
 いわき平F1ナイターが29日に開幕する。A級1、2班戦では藤井将(30=広島・113期)が超強行日程で参戦。27日が最終日の別府ミッドナイトを走り終えたばかりで、翌日がいわき平の前検日。「中0日」で勝負駆けに挑む。
 真夜中の死闘から14時間半後には次なる戦場へ到着していた藤井。27日午後11時に別府競輪場(大分県)でのレースを走り終えると、翌日の午後1時半にいわき平競輪場(福島県)に姿を見せた。

 驚くことにその移動方法は陸路。藤井は「別府競輪場を出たのが午前0時半。そこから車で広島の自宅へ帰り4時過ぎに着いた。5時半には家を出て6時過ぎに広島駅を出発。新幹線と特急を乗り継いだ」と総移動距離1400キロを超える経路を説明。

 さすがに疲労の色は隠せない。「新幹線の中では全く眠れなかった」と言い「ランナーズハイになってる。今すぐレースをしたら勝てる」と冗談ぽく笑った。

 強行出場に踏み切ったのには理由がある。今期は2度失格の足かせがあり、このままではA級3班へ降班する危機に直面している。A級2班の点数を確保するには条件的に厳しいが「もうやるしかない」と闘志メラメラ。崖っぷちで3日間とも負けられない思いだ。

 “不眠不休”で大分から福島までやってきたタフネスレーサーは「前検日はローラー練習はするけど、今日は疲れを取ってゆっくり寝ます」と体力の回復を最優先に考えていた。

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