【津ボート G2全国ボートレース甲子園】岡田光広“超イイ値”は上條暢嵩 視野の広さ武器に準優へ

2024年07月14日 04:30

ボートレース

【津ボート G2全国ボートレース甲子園】岡田光広“超イイ値”は上條暢嵩 視野の広さ武器に準優へ
予選を4位で通過した上條暢嵩 Photo By スポニチ
 ボートレース津のG2「第6回全国ボートレース甲子園」は5日目。いよいよ佳境の準優を迎える。岡田光広記者の穴センサーは準優10Rに反応した。「超イイ値」は4日目、6点張りで3連単2万円超を仕留めた。上條暢嵩から“もう一丁”に挑む。
 甲子園の見どころの一つと言えば初出場校の奮闘。こちらボートレース甲子園では今年は8人が初出場。うち3人が準優勝戦に駒を進めた。大阪代表の上條もその中の1人だ。

 序盤から複勝率27・5%の29号機とは思えないレース足を見せていた。予選ラストも6番手スタートの2コースから、1マークをくるり。立ち上がり勝負で誰よりも鋭い加速を見せ、隊形不利を一気にひっくり返して白星をつかんだ。

 「引き波のないところを回れたのもあるけど、前に行きましたね。レース足や出足は気に入っています」

 今年1月の下関周年でG1を3勝目。直前の尼崎グラチャンでは2回目のSGファイナルを経験した。実兄の嘉嗣も現在5連続優出中と兄弟そろって絶好調だ。そんな上條兄弟の成長は、やはり強豪ぞろいの大阪支部の環境があってこそ。

 「松井さん、石野(貴之)さん、田中(信一郎)さん、太田さんなど偉大な先輩がたくさんいるので、頑張らないと走れない舞台も多い。でも、出場できたときは凄くうれしいし、やりがいがある」

 学生時代はバスケットマン。ポジションはポイントガードだった。パリ五輪日本代表で言えば司令塔の富樫勇樹、河村勇輝が務める位置。機動力と技術はもちろん、視野の広さと状況分析力が求められる。上條にはそれがある。準優も大阪代表の名に恥じない、最高のレースを展開しそうだ。

 【岡田の買い目】10R。イン豊田が菊地の仕掛けをけん制すれば、その懐をグリッ!<2><4>、<2><5>流し。

 ◇岡田 光広(おかだ・みつひろ)1976年(昭51)3月14日生まれの48歳。休日はもっぱら土いじり。家庭菜園のスイカ、キュウリ、トマトたちの成長が楽しみ。

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