【盛岡11R・やまびこ賞】コモリリーガル 転入即戴冠へ

2024年07月14日 09:30

競馬

【盛岡11R・やまびこ賞】コモリリーガル 転入即戴冠へ
転入初戦のコモリリーガルが即好勝負(岩手県競馬組合提供) Photo By 提供写真
 1着馬にJpn2・不来方賞(9月3日、盛岡)の優先出走権が与えられる一戦。門別からの転入馬(10)コモリリーガルが即好勝負。2歳時に当地の牝馬重賞・プリンセスCを勝っておりコースに対する不安はない。今年の門別3戦は初戦を逃げ切り、その後の牝馬重賞2戦は先行、追い込んで連続3着といろんな競馬で好走しているのも魅力。フジユージーン不在の岩手3歳勢が相手なら力は通用する。
 サクラトップキッドの逆転も。前走の東北優駿では勝ち馬に離された2着だが3着にも7馬身差をつけた。前走後はここ目標に仕上げており底力を発揮したい。前走で人気を裏切ったセイバイラックだが逃げ馬有利な馬場を考慮すれば走れている。堅実さを買う手も。山本聡騎乗がプラスとなりそうなバウンスライト、金沢重賞で入着があるカレンアイバーソンに注。

 ▼セイバイラック(板垣師)芝になって期待した前走だが相変わらず善戦止まり。使い詰めだが状態は維持しているので、この馬の力を発揮してくれれば。

 ▼サンエイキャノン(佐藤浩師)前走後は6F重賞のハヤテスプリントを予定するも熱発で回避。この距離がどうかだが前走が後ろから伸びて5着。今回も差す競馬をさせてみたい。

 ▼バウンスライト(伊藤忍師)追い切りの動きは悪くなかった。どこからでも競馬ができるタイプだし、あとは山本聡に期待したい。

 ▼ラティサワー(小林俊師)順調に来ている。このメンバー相手なら能力は足りると思う。近2走は差す競馬を教えて覚えてくれているし、重賞でも楽しみ。

 ▼シンプロレタリアト(飯田弘師)芝重賞の前走で2着に好走したが、390キロ台の馬体から牡馬相手のダートとなるとどうだろう。距離、状態は問題ないが。

 ▼サクラトップキッド(伊藤忍師)生まれた世代が悪かった。それでも前走は3着と差をつけたからね。初対戦組との力関係が鍵になるが東北優駿2着馬の力を見せたいところだね。

 ▼カレンアイバーソン(千葉幸師)転入初戦なので前走時との比較ができていない。ただ順調には来ているので、ここに入ってどこまでやれるかだと思う。

 ▼ストロングブラック(斎藤雄師)できれば内枠が欲しかったけど、前走よりは距離もこの馬に合う。状態も悪くないし入着以上は。

 ▼マルーントリック(佐藤祐師)前走(9着)が収穫のある走り。いずれは走ってくれそうだし、次につながるレースをしてほしい。

 ▼コモリリーガル(瀬戸師)移籍初戦で能力をつかみ切れていない。でも追い切りを行ったら気合は乗ってきた。門別の成績からそれなりの走りをすると思うが、まずは走ってみないと。

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