【新潟新馬戦】期待の良血マスカレードボール“極上の切れ味” 素質の高さに手塚師も驚き
2024年08月06日 05:30
競馬
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Wコースでの調教では、その血統にたがわぬ動きを披露している。7月17日には重馬場で時計が出にくい状況ながら、馬なりでラスト1F11秒6を楽々マーク。大きく先行したコンソレーション(6歳2勝クラス)を軽くいなし、最後はあっさり半馬身先着した。24日にも余力十分に同11秒5と抜群の伸びを見せると、1週前追いでは鞍上の戸崎が引っ張り切りのまま同11秒3。祖母、姉も見せた一族特有の極上の瞬発力をこの馬も備えている。
フィエールマン、シュネルマイスター、ソールオリエンス…。数々の名馬を育ててきた手塚師も素質の高さに驚きを隠せない。「追うたびに良くなっている。走り出すとグイグイ伸びていく感じの馬。まだ筋肉などは良くなる余地があるけど、いい馬だと思います」。初戦の舞台は日本最長、約650メートルの直線を誇る新潟外回りマイル戦。脈々と受け継がれる“切れ者”の血が越後で騒ぐ。
≪多くの名馬出た舞台≫新潟マイルの新馬戦勝ち馬からはオルフェーヴル、ジャスタウェイ、ラッキーライラックなど多くの名馬が出ている。昨年3冠牝馬リバティアイランドも22年7月30日の当舞台でデビュー。上がり3F31秒4と究極の切れ味を発揮し3馬身差Vを飾った。