【福岡・プレミアムGⅠレディースチャンピオン】明日開幕 夏女・小野生奈 熟知水面で輝き放つ

2024年08月06日 05:00

ボートレース

【福岡・プレミアムGⅠレディースチャンピオン】明日開幕 夏女・小野生奈 熟知水面で輝き放つ
「出るからにはもちろん優勝を」と意気込む小野生奈 Photo By スポニチ
 真夏の女王を決めるプレミアムGⅠ「第38回レディースチャンピオン(優勝賞金1300万円)」がボートレース福岡で明日7日から開幕する。歴戦の猛者が力を見せるのか、あるいは新ヒロインの誕生か。本紙注目は17年以来、2度目の王座奪還に燃える小野生奈。GⅠ初戴冠となった芦屋開催のレディースチャンピオンから7年。再び地元で迎える大舞台で輝きを放つ。
 〝夏女・セイナ〟の季節がやってきた。今年のレディースチャンピオンの舞台は純地元水面の福岡。いやが応にも力が入る。

 「夏は好きです。やっぱり自然とテンションが上がるので。福岡は若手の頃から何回も練習させてもらっている水面ですからね。出走回数も24場の中で一番多いし、自分では熟知していると思っています」

 22年2月に桐生で開催されたレディースオールスター後に産休に入り、昨年3月に復帰。復帰2節目の福岡ヴィーナスシリーズでさっそく優出するなど、復帰前と変わらない走りを見せていたが、前期は2度のフライングで自らの首をしめてしまった。

 「フライングは〝あ~、やっちゃったな〟って。2本とも行くべきところではなかったし、もったいなかったです。結果的にまるまる3カ月以上もレースを走れなかったですからね。焦りはなかったけど、少し不安はありました」

 ようやく復帰戦を迎えたのは7月23日からの鳴門一般戦。初日、2日目に日またぎの連勝を決めると、予選道中で3勝を挙げて準優入り。時間を惜しむようにペラ調整と試運転を繰り返した復帰戦は、久々の実戦としては悪くない結果だった。

 「鳴門は結果としては悪くなかったけど、レース内容は反省も多かったです。でも、いろいろな人と話ができて、博多を走った選手からも情報が聞くことができました。きっと次に生かせると思います」

 福岡県内には福岡、芦屋、若松と3つのレース場が存在する。小野がGⅠ初制覇を飾ったのが17年に芦屋で開催されたレディースチャンピオンだった。歓喜のゴールから7年が経過。新しい家族が増え、弟子もできた。置かれている立場は少しずつ変わってきたが、もちろん変わらないこともある。

 「地元で女子の大きいレースが開催される機会は限られているし、福岡の選手にとってはチャンスだと思います。自分も盛り上げていきたいし、出るからにはもちろん優勝を目指しますよ!」 

 全力を尽くした先に見えるのは最終日12R優勝戦。誰よりも熱い6日間が待っている。

おすすめテーマ

2024年08月06日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム