【天皇賞・秋】好位からレーベンスティール!高速決着でも大丈夫
2024年10月26日 05:23
競馬
あの時、いい配当を届けてくれたベラジオオペラ、ソールオリエンスはもちろん気になる存在だがメンバー構成、展開を吟味した結果、レーベンスティールに◎を託す。
スタート後、100メートルほど走って2コーナーに差しかかるコース形態。カーブがある分、最初の1Fはゆったり入って、そこから3コーナーまで直線が長く、締まった流れになりやすい。ホウオウビスケッツ、ノースブリッジが前へ。この同厩2頭がガリガリやり合うシーンは考えづらいが、かといって極端に緩くなるとも思えない。スローペースの前走オールカマーで道中、折り合いに苦労したレーベンスティールにとっては、そこそこペースが流れた方が間違いなく競馬がしやすい。
昨年はイクイノックスが連覇を飾り、勝ち時計1分55秒2のJRAレコードが飛び出した。さすがにあれだけ速い時計は求められないだろうが、例年通り前週までのAコースからBコース替わりで良馬場決戦なら高速決着が濃厚。この馬自身は別定59キロを背負った2走前のエプソムCでメンバー最速の上がり3F33秒7をマークし、レースレコードをコンマ4秒更新する1分44秒7で快勝。時計が速くなっても十分対応できるとみた。
03年にシンボリクリスエスが8枠18番から連覇を飾り、04年以降はピンク帽(8枠)の勝ち星なし。14番枠(08年ウオッカV)も09年以降、勝ち馬が出ていない。ただ、それも見方次第で内を見ながら道中もまれず運べて、いい方に出るかもしれない。今の充実ぶりなら、きっと好勝負になる。枠のジンクスを打ち破り、G1初制覇だ。(14)から。