【アルテミスS】ブラウンラチェットが無傷2連勝で重賞初制覇 ルメール「完璧なレースをしました」
2024年10月26日 16:59
競馬
今月は秋華賞、菊花賞を含めて重賞5勝目の絶好調ルメールは「凄くいい子ですね。デビュー戦も凄く乗りやすくていい脚だったけど、2戦目でも怒ることなくずっと落ち着いていました。完璧なレースをしました」と笑顔で切り出した。
次週ブリダーズCクラシックに挑む重賞5勝馬フォーエバーヤングを半兄に持つ良血。新馬Vの中山1800メートルからの舞台替わり&距離短縮も一発回答した。手塚師は「言うことないです。短縮してどうかと思っていたけど、楽に好位を取れて、冷静でした。体は完成されていないけど、精神面は完成されていますね」と目を細めた。桜花賞馬アユサン、オークス馬ユーバーレーベンを育て上げた指揮官は「牝馬でここまで競走に向いている性格はいないです」とベタ褒めした。
JRA・G1通算53勝を誇る鞍上も「トップレベルにいけると思う」と将来を保証した。後のG1馬リスグラシュー、ソダシ、チェルヴィニアなど名牝が勝ち上がった出世重賞。手塚師は「ここを勝てたので、次はよく考えたい」と次走の明言は避けたが、大舞台を見据えた。阪神JF、そして来春桜花賞の夢が膨らむ秋の府中の大収穫になった。