皇帝が存在感 プルシェンコ自己ベストで地元熱狂
2014年02月07日 05:30
五輪
“ロシアの皇帝”が存在感を見せた。06年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(31)は、地元の大声援に乗ってほぼ完璧な演技を披露。冒頭の4―3回転のコンビネーションを決めると、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3回転ルッツとジャンプは全て成功だ。
演技終盤は“どや顔”でステップを刻み、ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。91・39点は10年欧州選手権でマークした91・30点を上回る自己ベスト。「滑りにはとても満足している。きょうはいい日になった。ロシアの選手には同じエネルギーで滑ってほしい」。団体で金メダルを狙うロシアに勢いをつけた。