池田勇太 雨&風の中でも粘りみせ「修正点はない」
2016年08月13日 05:30
五輪
第2ラウンドがスタートし、池田勇太(30=日清食品)は4バーディー、2ボギーの69でホールアウトした。9番を終えた片山晋呉(43=イーグルポイントGC)は1バーディー、2ボギーとスコアを落としている。第1ラウンドは池田が1バーディー、4ボギーの74、片山が2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74でともに50位だった。8アンダーの63をマークしたマーカス・フレーザー(38=オーストラリア)が首位発進した。今大会は予選落ちがない。
池田は第2ラウンドの出だしの1番でピンまで100ヤードの第3打を手前30センチにつけてバーディー発進。3、4番で連続ボギーを喫したが、5、6番で連続バーディーを奪って盛り返し、後半も16番でスコアを伸ばした。
初日は3オーバーの74と出遅れた。「練習の時にはない風向きで慣れないというのもあった」とパーオン率は50%だった。敵は風だけではない。112年ぶりの競技復帰のためか、ゴルフになじみの薄いカメラマンも多く取材に訪れた。通常、インパクトまではシャッターを切らないのがマナーだが、バックスイングの途中でシャッターが切られる場面が頻発し、「気にしないようにしようとしても、本当にタイミングが悪い時はどうしようもない」と苦笑いするしかなかった。
それでも、「修正点はない」と感触は悪くない。その言葉どおり、雨の中でしっかりスコアを伸ばして終えた。