王者リネールにブーイングの嵐も…原沢「勝ってこそ意味がある」
2016年08月13日 06:18
五輪
![王者リネールにブーイングの嵐も…原沢「勝ってこそ意味がある」](/sports/news/2016/08/13/jpeg/G20160813013157760_view.jpg)
男子100キロ超級の決勝に進んだ原沢久喜(24=日本中央競馬会)は、ロンドン大会王者のテディ・リネール(27=フランス)を最後まで苦しめたが、指導1つの差で敗れ惜しくも銀メダルとなった。リネールの王者らしからぬ姿勢に会場からは激しいブーイングが沸き起こった。
試合後、「前半をしのいで、後半に勝負をかけるつもりだったんですが、なかなか自分の組み手になるチャンスがなく、組んだ時もチャンスをものにできませんでした」と悔しさをのぞかせた。
一方で、最後まで果敢に攻めた原沢に拍手が沸き起こるも「勝ってこそ意味があると思います」とばっさり。「チャンスがある限り挑戦し続けます」と早くもリベンジに燃えた。
それでも初出場で銀メダルという快挙を達成した原沢。「ロンドン大会の頃から少しは成長できたんじゃないかな」と最後は胸を張った。