露クリシナの出場資格取り消し、米国活動拠点「中立選手」扱い一転
2016年08月15日 05:30
五輪
![露クリシナの出場資格取り消し、米国活動拠点「中立選手」扱い一転](/sports/news/2016/08/15/jpeg/G20160815013169700_view.jpg)
国際陸連はドーピング問題でロシア陸連を資格停止とし、チームとしてのリオ五輪出場を禁じた。その一方で、米国に活動拠点を置くクリシナに対しては、国旗や国歌を使えない「中立選手」として国際大会への出場を認めた。陸上のロシア代表では唯一の出場選手だったクリシナはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。裁定は14日にも出る。女子走り幅跳びの予選は16日に行われる。
クリシナは自身のフェイスブックを通じ「米国に3年住み、抜き打ち検査も受けている。自分はクリーンな選手で何度も疑いの余地がないことを証明している」と訴えた。ロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長は国際陸連の対応を「選手をばかにしている」と強く非難した。