独移籍の柏U18伊藤 “仕掛け人”が語った舞台裏
2015年07月14日 11:40
サッカー
「若い時に海外に出ることは決してマストなことではない。本当は自国でプレーするのが一番良い。まだ大人じゃないわけなので」と早期の海外挑戦が必ずしも正解ではないと持論を展開。ただ一方で、イタリア在住の代理人の目を通して見ると、国際試合のスピード感や緊張感、激しい競争社会などはやはり欧州に分があるという。「そのギャップを早いうちに埋めることができれば理想だ」と日本サッカー界発展のための手段の一つであることも感じている。
伊藤については今後はセカンドチームでプレー。通訳は最初だけ付けるが、ドイツ語に慣れてきた頃に外す予定という。「どこまでいけるかは本人次第。でも、こういうチャンスは滅多にない」。宮市(ザンクトパウリ)や木下(フライブルク)などJリーグを経験せずに欧州に渡った選手の成功例は少ない中、伊藤がどこまで成長できるかに注目が集まる。