C大阪、今季初5連勝 今季最多5発で山口蛍復帰戦飾る
2016年07月03日 20:22
サッカー
明治安田生命J2リーグは3日、各地で第21節が行われ、85日ぶりに使用が再開された熊本のホーム「うまかな・よかなスタジアム」に乗り込んだアウェーのC大阪が5―1で大勝。独ハノーバーから半年ぶりに戻った日本代表MF山口蛍の復帰戦を今季最多得点で飾り、今季初の5連勝で勝ち点を43に伸ばし2位をキープした。
C大阪は1点を追う前半13分、杉本のシュートを最後は清原が押し込んでまず同点。25分にはリカルド・サントスの突破でPKを獲得し、これを27分にブルーノ・メネゲウが決めて2―1と勝ち越し。リカルド・サントスの突破を阻止しようとした薗田がペナルティーエリア内で手を使ったとして一発退場となりC大阪が数的優位に立ったこともあって、35分にはリカルド・サントスが自らのシュートのハネ返りを冷静に仕留めて3―1で前半を折り返した。
後半に入っても数的優位を生かして猛攻が続いた。後半19分には杉本がミドル弾を突き刺すと、ロスタイム突入後の46分にはスルーパスに反応した田中のシュートを最後はリカルド・サントスが押し込んで今季最多5ゴール。実に21本ものシュートを放っての大勝となった。
同点弾を決めた清原は「早めに同点に追いつけたということで、チームにいい流れを与えられたかとなと思っています」と試合を振り返りつつ「同じサッカーをするファミリーとして、熊本の震災後初めてここでやるということで、一緒に大きな一歩を熊本のチームと踏み出せたと思うので、ここで試合ができたことをうれしく思います。ピッチで闘う姿勢を表現して、セレッソのサポーターと、同じく見に来てくれた熊本の人たちに勇気と希望を与える熱い試合ができたと思う」と静かに話した。
同点PKを獲得し、自ら2ゴールと3得点に絡んだリカルド・サントスは「地震があったので、その人たちのために頑張ってやろうという気持ちと、試合なので勝利を目指して臨んだ」とし、「2得点決められたし、チームも勝った。内容的にも良かったので良かった」と5発大勝での5連勝を控えめに喜んだ。
おすすめテーマ
2016年07月03日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
首位・札幌、今季最多5発で4連勝 5年ぶり函館開催で横浜FC一蹴
-
カズ、最年長出場を49歳4カ月7日に更新 4試合連続スタメン
-
柏 MF茨田、左長腓骨筋肉離れで全治4週間
-
注目浴びるマンU モウリーニョ氏&イブラがもたらすのは栄光か混乱か
-
麻也 移籍示唆!?新監督就任で「話さないと分からない」
-
宇佐美、新天地で初練習 監督とドイツ語で会話、語学力アピール
-
ウェールズ、国際大会初4強 脇役ロブソン・カヌ技ありV弾
-
タレント軍団ベルギー崩壊…GKクルトワが監督に辞任迫る
-
メダル奪取へリオ共闘 久保は個人技で打開 南野はゴールで貢献
-
広島・足立強化部長 浅野アーセナル移籍「容認せざるを得ない」
-
王者・鹿島 主力2人欠き3失点黒星発進…DF昌子「甘かった」
-
G大阪 リオ五輪コンビ藤春&井手口 逆転勝利に貢献
-
仙台 開幕ダッシュならず悔やむ前半失点「厳しい試合になった」
-
横浜助っ人FWカイケお目覚め 1発1アシスト「チームの助けに」
-
大島 先制起点利かせた!守備もハツラツ川崎F快勝発進導く
-
興梠、リオのエースは俺弾!浦和史上初10人逆転勝利決めた
-
湘南5戦ぶりの黒星 攻撃スタイル貫くも指揮官「もったいない」
-
FC東京 残り1分まさか逆転負け 城福監督「反省するところ」
-
鳥栖 豊田が劇的終了間際弾!「僕以上に皆さんが興奮している」
-
磐田 完敗で史上7クラブ目の通算350勝お預け
-
魅せたリオ五輪代表GK中村ビッグセーブ 柏ホーム通算150勝
-
浅野は不発 広島3倍返し快勝も「悔しさの方が大きい」
-
手倉森監督が視察 リオ戦士見守り「あと3試合あるからケガ心配」
-
広島OA枠塩谷 攻撃の芽を摘み完封勝利に貢献「うまく対応」
-
クラブ初五輪戦士 福岡DF亀川が攻守で存在感示す
-
G大阪“宇佐美ロス”を全員でカバー 遠藤「皆がハードワーク」
-
大宮 河本劇的V弾「焦らず最後まで戦えた」
-
ギグス氏がマンU退団 監督目指し「新しい挑戦の時だ」