横浜 監督続投決定で大荒れの様相…練習場に怒りの横断幕ズラリ
2016年11月21日 10:45
サッカー
「選手にもファンにも愛されるクラブ作りは出来ていますか?」
「社長や監督は来ては去る。しかしファンとの絆は揺るがない。来年も共に戦おう」
「タイトル奪取の為に経験のある中堅ベテランの力も絶対必要」
フロントは指揮官の去就をめぐり、二転三転した。当初、シーズン途中に続投方針を固めたものの、最終的に年間勝ち点51は昨季を下回り、10位という2桁順位も09年以来の屈辱。求心力低下も目立ったため去就問題は一度、白紙に戻された。その後、再検討に入ったものの、結局、親会社・日産自動車の上層部との話し合いの中で、編成面に強い影響を持つシティー・グループを説得できず続投が決定した。
それだけに、日産自動車への皮肉も込めた「選手もスタッフも車じゃない。心ある人だ。愛する家族を傷付ける奴を愛せない」という横断幕も見られた。
今オフは長年クラブに尽力したスカウト、トレーナーとの契約を更新せず、クラブ内には不信感もまん延している。モンバエルツ監督は10位という成績はもちろん、週明けから主力組、控え組に完全に分けて行う練習法など、選手から不満が漏れ、求心力が低下している。選手には「マリノスがマリノスじゃなくなっている」とクラブの将来を不安視する声も蔓延している。
その中で今、最も懸念されるのが、主力選手らの流出だ。すでに磐田がマリノスの顔であるMF中村俊輔(38)に正式オファーを出すなど、その動向に大きな影響を及す可能性が浮上しており、この日の練習場にはひときわ大きい文字で「俺達は俊輔と優勝したい」という段幕が張られた。
21日にもモンバエルツ監督の続投が正式に発表される予定。これらのサポーターの声は果たして、シティー・グループ、フロントに届くのだろうか。今後の動向から目が離せない。
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