サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会を制したドイツ代表で主将を務めた33歳のフィリップ・ラーム(バイエルン・ミュンヘン)が7日、今季限りでの現役引退を表明した。複数のドイツ・メディアによると、ボルフスブルクに1―0で勝った同日のドイツ杯3回戦後に「今季限りで引退する」と語った。
サイドバックや守備的MFをこなすラームは、12〜13年シーズンに欧州チャンピオンズリーグ(CL)、国内リーグ、ドイツ杯の3冠を達成するなど多くのタイトルを獲得。4日の国内リーグのシャルケ戦でBミュンヘンでの公式戦通算500試合出場を達成した。
W杯でドイツを4度目の世界一に導くと、大会後に代表から退いた。