ヘタフェ入り柴崎 トップ下は激しい争い 鍵を握る守備的タスク
2017年07月22日 10:00
サッカー
「守備をこなした上で、ポルティージョ、パチェコというボルダラス監督の信頼を勝ち取っている選手と争わなくてはならない」とアントニオ記者。27歳のポルティージョは昨季2部で38試合に出場して4得点6アシスト、バルセロナ下部組織出身の26歳パチェコは同34試合で6得点2アシストをマーク。ともに1部復帰に大きく貢献したスペイン人選手とポジションを争うことになる。柴崎はボランチでもプレーできるが「ボルダラス監督はフィジカルに特化した守備的な選手を2ボランチに配置することを常としている」と指揮官が好むスタイルには合わないと指摘した。
J1鹿島から1月に加入した2部テネリフェで「絶対的な存在となった」とアントニオ記者は柴崎の活躍ぶりを評価したが、新天地ヘタフェで同様の地位を獲得できるかは未知数。MF中村俊輔、MF清武弘嗣ら日本人司令塔が苦しんだ世界最高峰のリーグで本領を発揮できるか注目だ。