酒井宏、ネイマール封じた!1対1の状況作らず「計算し対応」
2017年10月24日 05:30
サッカー
前半33分にゴールを奪われたものの、自由は与えなかった。ブラジル代表の10番はイライラを募らせ、後半40、42分に立て続けに警告を受けて退場。酒井は「相手のレベルが高く、1対1には限度があるので、連係で守った。なるべく1対1の状況をつくらないよう、ドリブルを切るコースや場所も含めて全部計算し、対応できた」と振り返った。
酒井宏がネイマールと対戦するのは3度目。柏時代の11年クラブW杯準決勝サントス戦(●1―3)、12年10月16日の日本代表の親善試合ブラジル戦(●0―4)でともにゴールを許している。今回もネットを揺らされたが、結果は引き分け。終了間際の失点がなければ勝利を手にしていただけに「今日は眠れそうにない。僕のキャリアで、初めてメガクラブに対して勝利まであと数秒と迫った」と実感を込めた。
11月10日にハリルジャパンがブラジル代表と対戦するため、再び対峙(たいじ)する可能性が高い。日本にとってネイマールは14年10月の親善試合での4ゴールなど、3試合で7発を決められている天敵。この日、手応えをつかんだ酒井宏が次こそ、シャットアウトを目指す。