日本と同組、セネガルFWソウも狙う「トルコ経由ロシア切符」
2018年02月06日 10:33
サッカー
トルコリーグの魅力はビッグ3を中心に欧州CL、欧州リーグの欧州カップ戦でプレーできること。選手の所得税率が15%と、イタリア(同47.5%)など他の欧州主要リーグと比べて優遇されているため、給与手取り額が恵まれていることも大きい。長友と同様に半年後に迫ったW杯に向け出場機会を求めて移籍する選手も多く、その1人が1月にブルサスポルに加入したセネガル代表FWソウだ。
32歳のベテランは、リール時代の10〜11年に25得点でフランス1部得点王に輝き、12〜15年に名門フェネルバフチェでリーグ通算108試合で52得点と活躍した。15年にUAEのアルアハリに移籍。16〜17年にフェネルバフチェへのレンタル移籍を経て再びUAEに戻っていた。トルコ復帰の理由について「自分の価値を高めたい」とW杯を見据えて欧州で存在をアピールするためと説明した。
セネガル代表では歴代5位の18得点(49試合)を挙げているが、W杯メンバー入りへFW陣の競争は激しい。当確といえるのはエースのマネ(リバプール)くらい。28歳サコ(ウェストハム)、24歳コナテ(アミアン)、23歳ニアン(トリノ)、22歳ディアオ(モナコ)ら若手に負けないためには、トルコでの活躍が必須となる。