J3富山が浮気監督と契約解除 優勝目標が最下位低迷 後任は安達亮氏

2018年05月09日 17:25

サッカー

 J3最下位に低迷する富山は9日、浮気哲郎監督(46)との契約を双方合意の上、解除すると発表した。後任監督には元神戸監督の安達亮氏(48)が就任する。富山はJ3リーグ戦でここまで2勝8敗で最下位に低迷している。
 千葉県出身の浮気監督は現役時代に市原、大宮、山形、大分、湘南、横浜FCなどでプレー。引退後は湘南のコーチなどを経て昨季から富山で監督を務めていた。

 浮気監督はクラブを通じて「クラブ設立10周年となる節目のシーズンに優勝・昇格を目標として、選手・スタッフ一丸となってここまで挑んで参りましたが、私の力が足りず、ここに至るまでに結果が出せなかったこと、本当に申し訳ありません」と謝罪。

 森野弘樹社長(53)は「現時点でJ3リーグ最下位という戦績となっており、大変厳しい状況に位置しております。開幕から皆様の期待を大きく損ない、あらためてカターレ富山を支えて頂いている皆様に対して、心からお詫び申し上げます」と謝罪した上で「クラブはこの現状を真撃に受けとめ、カターレ富山を未来へと繋ぐためにも、このタイミングでの監督交代が必要との決断」に至ったとしている。

 後任監督となる安達氏は兵庫県出身で、現役時代は横浜Fでプレー。引退後は神戸で強化部長、監督など要職を歴任した。安達新監督は10日の練習からチームに合流。天皇杯出場権を懸けた13日の富山県大会決勝・富山新庄クラブ戦から指揮を執る。

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