代表チャーター機 熟練パイロットしか飛べない“風の谷”から飛び立つ

2018年06月12日 09:48

サッカー

代表チャーター機 熟練パイロットしか飛べない“風の谷”から飛び立つ
インスブルック空港を飛び立つ、日本代表のチャーター機 Photo By スポニチ
 【+通信 】 まるでジブリ映画「風の谷のナウシカ」の世界だった。近場に連立するアルプスの岩山。その中腹に一直線に伸びる白い雲。ごう音を立て、飛行機のプロペラが回転速度を上げていく。伸び上がるように山のかなたへと、日本代表のチャーター機は飛び立っていった。
 事前キャンプを張るオーストリアのインスブルック空港は気流が安定しない立地にあるため、訓練を受けた熟練パイロットしか操縦できない。7日に日本代表がスイスへと出発した際の空港取材で目にしたのは、貴重なフライト風景だった。

 日本代表が壮大な飛行を続けている間、記者は車で移動。片道5時間かけてオーストリア―スイス間を往復した。帰路は睡眠2時間で夜明け前に出発。まぶたをこじ開けるようにして見上げた道中のアルプスもまた、美しかった。

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