ボルゴグラードに数百万匹の虫が襲来 イングランド選手困惑 日本も対策が必要?

2018年06月19日 14:07

サッカー

ボルゴグラードに数百万匹の虫が襲来 イングランド選手困惑 日本も対策が必要?
試合前のセレモニーでユスリカの大群に襲われたイングランドの選手たち(AP) Photo By AP
 18日にロシア・ボルゴグラードで行われたG組のイングランド対チュニジア戦にハエの仲間「ユスリカ」の大群が来襲。その数は数百万匹に達したと報じられており、試合前のセレモニーではピッチに整列したイングランドの選手が顔にまとわりつく小さな虫を払いのけながら苦痛の表情を浮かべていた。
 このユスリカは毎年、スタジアム近くを流れる欧州最長の河川「ボルガ川」で発生しており、今年はたまたまW杯の開催時期と重なってしまった。

 2ゴールを挙げてイングランドの勝利に貢献したハリー・ケーン(24)は「試合前に虫がいっぱいいるとは聞かされていたが、いざピッチでウォームアップを始めてみると予想外の数だった。目や鼻に入るとやっかいなので試合前もハーフタイムでも虫よけスプレーを使った。なのでチームとしてはうまく対処できたと思う。これもゲームの一部だ」とコメント。チームメートのアシュリー・ヤング(32)は「迷惑だったのはどちらも同じ」と条件は対等だったことをアピールしていた。

 しかしAP通信によれば、ユスリカは白いユニフォームだったチュニジアよりも赤いユニフォームを着ていたイングランドの選手の方に多数まとわりついており、条件が同じだったかどうかは微妙。チュニジアのナビール・マールール監督(55)は「試合に集中していたので気が付かなかった」と語っている。

 なおボルゴグラードでは28日にH組の日本対ポーランド戦が行われるだけに、日本代表も虫よけ対策が必要になりそうだ。

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