【明治安田生命J1第24節 名古屋4―1浦和 ( 2018年8月26日 豊田ス )】
名古屋は元ブラジル代表FWジョー(31)が今季2度目のハットトリックを達成するなど出場5戦連続ゴールを決め、難敵の浦和に4―1で圧勝した。一時は最下位に低迷したが、これで怒濤(どとう)の6連勝。また、鳥栖は金崎夢生(29)の移籍初ゴール、フェルナンド・トーレス(34)の公式戦2戦連発などでG大阪に快勝した。
これぞ“エースのジョー”だ。名古屋の元ブラジル代表FWジョーが今季2度目のハットトリックを達成し、浦和を粉砕した。気温31度の条件下、前半44分に打点の高いヘッド弾でまず1点目。後半25分には左足ボレー、同34分にもとどめの一撃を決めた。出場5戦連発、8月は「5戦10発」と驚異的なペースで得点を量産中だ。
試合後は「暑い国で育ったから夏は大好きなんだ」と上機嫌。今季、移籍金11億2000万円でコリンチャンスから加入した。ブラジル時代には夜遊び癖が抜けず戦力外通告を受けた過去も持つが、高額移籍金にたがわぬ活躍だ。これで名古屋は6連勝。得点王争いでも2位につけるジョーは「もちろん狙うが、チームのために得点したい」と話した。