宮本ガンバ土俵際に…残留争う鳥栖との“裏天王山”で完敗

2018年08月27日 05:30

サッカー

宮本ガンバ土俵際に…残留争う鳥栖との“裏天王山”で完敗
<鳥栖・G大阪>鳥栖に敗れ、ガックリのガンバ大阪・宮本監督(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第24節   G大阪0―3鳥栖 ( 2018年8月26日    ベアスタ )】 J1残留を争う鳥栖との“裏天王山”で、3失点完敗を喫した。宮本監督は渋い表情を浮かべ「順位が近い相手で、選手も重要なのは理解していたが…。後半勝負という矢先に不運な形で(ゴールを)与えてしまい、難しい戦いになった」と言葉を絞り出した。
 後半3分だった。相手シュートがDF藤春に当たり、コースが変わって失点。「メンタルバランスを崩さずにプレーするのが大事」と宮本監督が話したように、6試合ぶりの先制点を与えるとチームは冷静さを失った。同11分にも失点。終了間際にはトドメを刺された。日本代表GK東口は「今のチーム状況を物語っている」と口にし、主将のDF三浦は「DFとして責任を感じる」とぼう然とした。

 残り10試合で、J1残留圏の15位・横浜とは勝ち点5差に広がった。宮本監督は「試合は続く。分析して次に向かいたい」と切り替えるのが精いっぱい。かすかな明るい話題はJ3でYS横浜と対戦したU―23チームで、右足関節を痛めていた元日本代表MF今野が戦列復帰を果たしたことぐらいだ。 (飯間 健)

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