久保、チーム救った30メートル決勝FK弾!北朝鮮に5発白星

2018年10月20日 05:30

サッカー

久保、チーム救った30メートル決勝FK弾!北朝鮮に5発白星
久保建英 Photo By スポニチ
 【U―19アジア選手権・1次リーグB組   日本5―2北朝鮮 ( 2018年10月19日    インドネシア・ボゴール )】 U―19アジア選手権がインドネシアのボゴールで開幕した。連覇を狙う日本は初戦で北朝鮮と対戦。FW久保建英(17)の直接FK弾などで1次リーグ最大のライバルを5―2で下し、白星スタートを切った。今大会は来年5月に開幕するU―20W杯ポーランド大会の予選を兼ねて行われ、上位4カ国が本大会の出場権を獲得する。
 チームを救う豪快な直接FK弾だ。2―2の後半20分。ゴール右手前約30メートルの位置で直接FKのチャンスを得ると、ボールをセットしたのは久保だった。短い助走から利き足の左を振り抜くと、鋭い回転のかかったシュートは相手GKの手元で急激に落下し、ネット右隅に突き刺さった。「誰かが決めなきゃ勝ち越せない。(FKは)チャンスだと思っていた。狙ったコースに行って良かった」。普段は冷静な17歳は珍しく雄叫びを上げて喜びを表した。

 日本が入ったB組は北朝鮮、イラク、タイとこの世代の強豪国が集う“死の組”。影山監督が「アジアは甘くない」と警戒を強めていた通り、この日も幸先よく2点を先取しながら、ミスも絡みわずか5分間で2失点。嫌なムードが漂う中「チームの勝利に貢献するために結果を残したい」と常々口にするエースが流れを引き戻した。

 次は中2日でタイと対戦する。「次も勝ち点3を取って1次リーグ突破を早く決めたい」と久保。連覇を目指す若きサムライたちは最高のスタートを切った。

 ▽U―19アジア選手権 原則として2年に1度開催。1次リーグは16カ国が4組に分かれて戦い、各組の上位2カ国が決勝トーナメントに進出する。日本は16年大会で悲願の初優勝。現在はA代表でも活躍するMF堂安(フローニンゲン)、DF冨安(シントトロイデン)らが中心を担った。

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