岡山学芸館 選手権悲願1勝、永田ハット「もっと上に」
2019年01月01日 05:30
サッカー
前半10分の先制から1分後のことだった。自陣から一気にゴール前まで駆け上がると、MF上山からのパスを受け、相手DFをかわして左足を振り抜いた。2―0で迎えた後半も、その勢いは衰えない。「0―0の気持ちだった」と、10分には反転しながら相手DFの間を抜いて2点目。さらに30分には、DF伊藤からのクロスを頭で合わせ、試合を決めてみせた。
悔しさを晴らすには、十分な活躍だった。2年前の今大会。当時1年の永田は、後半20分から途中出場も「何もできなかった」。チームも山梨学院に0―1で敗れた。その試合を頭に焼き付け、2年間練習に励んできた。トレーニングだけでなく、ケガ防止のために毎日7時間半以上の睡眠と交代浴を習慣化。食生活も変えた。高原良明監督は「彼はこの大会に強い思いで臨んだ。素晴らしい結果を残してくれた」と賛辞を贈った。
2回戦は強豪・仙台育英と対戦する。「ここから勢いに乗ってベスト8という目標を突破して、もっと上にいきたい」と永田。頼もしい主将が、チームを新たなステージへとけん引する。
▼遠野・長谷川監督 セットプレーで先制点を取られ、そこで流れを持っていかれた。力が及ばなかった。
おすすめテーマ
2019年01月01日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
秋田商 県勢14年ぶり初戦○、甲子園準V金足農が刺激
-
米子北3年連続初戦突破 1年生・崎山が“昌子魂”V弾
-
国士舘 4度目出場も1勝遠く…東京勢また2校初戦敗退
-
星稜 岩岸2発快勝、明秀学園日立に昨年のリベンジ誓う
-
尚志2年生GK鈴木、途中出場で神セーブ!PK戦制した
-
富山第一 2年生MF高木がAT劇弾、先輩から大感謝
-
大分 FW谷川、快勝口火の技あり弾「半端なかった」
-
仙台育英 4発快勝も2失点反省、三田「守りに入った」
-
旭川実2年連続2回戦へ 主将誕生日に山内2発の祝砲
-
明秀学園日立 二瓶が復活V撃、左膝半月板負傷を克服
-
立正大淞南 エース藤井2発で圧勝、4戦7発量産態勢
-
丸岡 PK戦制し福井勢6大会ぶり白星、GK倉持止めた
-
FC東京 ブラジル人MF獲得へ、縦パス巧みなボランチ