ミスターセレッソ闘魂注入!森島社長 大阪ダービー7年ぶり勝利へ「絶対に負けられない」
2019年05月17日 06:00
サッカー
「この一戦は“絶対に負けられない”戦いですから。相手も気持ちを入れてくるでしょうけど、セレッソというクラブ、チームにとって本当に大事な一戦です」
誰よりも大阪ダービーを経験してきたからこそ、言葉には重みがある。1991年に前身のヤンマーサッカー部に入団。J参入で先を越されたライバルとのバトルは、常に厳しい戦いを強いられた。リーグ戦での通算成績は、C大阪から見て9勝5分け22敗。2012年3月を最後に白星から遠ざかっている。
「(Jリーグに)後から入ったこともあって“大阪といえばガンバ”とずっと言われてきた。負けられないですよね」
熱い訓示を受け、選手たちも気持ちを高ぶらせた。「社長の方から“ダービーに懸ける思い”といった話もあったし、そういう意味でも楽しみ」と語ったのは、新加入の元日本代表MF藤田。FW高木は「昨年は2敗してしまっているんで。今年は2つとも勝たないといけない」と意気込んだ。
前節横浜戦で右膝を負傷したFW都倉が今季絶望となった。抜けた穴は大きくても、チームとして結束し、令和で初めての大阪ダービーを制する。