神戸は14日、ドイツ2部ハンブルガーSVから元日本代表DF酒井高徳(28)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「24」に決定。約7年半ぶりにJリーグへと復帰するW杯戦士は「ドイツで8年間やってきた経験をしっかりチームにいかし、自分のキャラクターやプレー面で少しでもチームにプラスの栄養素を与えられれば」などとコメントした。
前日にクラブハウスを訪れ、この日はトレーニングを実施。早ければ17日のホーム浦和戦(ノエスタ)でデビューする可能性がある。元スペイン代表MFイニエスタらを擁しながら、リーグワースト2位の39失点を喫し15位に低迷している神戸にとって、守備再建のラストピースといえる28歳。海外での経験も豊富なだけに、多国籍なチームのまとめ役にもなれる存在だ。