C大阪 新加入のFW豊川が移籍後初ゴール、35メートルロング弾 万能ストライカー魅せた
2020年02月08日 17:19
サッカー
鹿島時代、J2岡山時代は裏のスペースへ抜けるプレーが特徴だったが、オイペンでは最前線で体を張るスタイルに変貌。元フランス代表MFのクロード・マケレレ監督からは「ボックスの中から動くな。その中で裏を取れ」と指導され、エリア内で身長2メートルを超えるDFたちと駆け引きをしてきた。筋肉量も増え、体重も日本にいたときよりも3キロ増。だが、この日の得点が象徴するように何度も裏を取る動きも忘れていない。より万能ストライカーと成長し、国内復帰を果たした。
18年3月には4点差を付けなければ2部降格が決まっていたリーグ最終戦ムスクロン戦で3得点1アシスト。奇跡の逆転残留の立役者になった。16年1月のリオ五輪を懸けたU―23アジア選手権準々決勝イラン戦では延長前半5分に決勝ヘッドを叩き込み、同世代最強とうたわれた強豪国を撃破。「よく言われる」と笑うように、大舞台で強烈なインパクトを残してきた。そんな25歳が見据えるのは、5月2日の1戦だ。
「毎試合1得点が目標だけど、G大阪との大阪ダービーでゴールを取りたいですね」