1万人の大観衆!本田 ブラジル名門“救世主”として熱き歓迎に驚き「とても感激」
2020年02月10日 05:30
サッカー
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この熱狂ぶりが決め手だった。お披露目に先立って行われた入団会見で「欧州やアジアからオファーがあり、何が自分にとって最適かを考えた。(ボタフォゴの)人々の情熱が決断させた」と説明。サポーターは「本田さんボタフォゴに来て」とネットで獲得運動を展開し、7日に到着した空港には約2000人が駆けつけており「今まで見たこともない初めての経験だった。とても感激した。ミラノでもあそこまででなかった」と百戦錬磨の司令塔も驚くほどの歓迎ぶりだった。
王国ブラジルで近年は低迷する名門の“救世主”として期待されており「プレッシャーは好きなのでワクワクしている。ブラジルサッカーの歴史で日本人は成功していない。チャレンジだけどやるしかない」。約5カ月後に迫った東京五輪出場を見据え、本田の新たな挑戦が始まる。
▽ボタフォゴ 1894年創設。フラメンゴ、フルミネンセ、バスコダガマとともにリオデジャネイロの4大クラブに数えられる名門で、FWガリンシャを擁した1950~60年代が黄金期。主なタイトルは95年のブラジル全国選手権、68年のブラジル杯。リオデジャネイロ州選手権は優勝21回。昨年の全国選手権は1部20チーム中15位。今季リオデジャネイロ州選手権は第5節を終え3勝2敗。