“天才”小野伸二が「もうやめようかな…」 引退も考えたサッカー人生の挫折とは
2020年03月29日 10:22
サッカー
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それは06年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会。日本は1次リーグ初戦のオーストラリア戦で終盤まで1―0とリードしながらも、立て続けに3失点を喫して逆転負け。後半途中からピッチに立っていた小野は「途中から出て、3点ぶち込まれて…。忘れようと思っても忘れられない」と責任を痛感した。
帰国後も浦和時代の先輩に「もうやめようかな…」と相談するほど落胆。「サッカーをしている時は集中しているけど、その後はポカーンと気の抜けた状態。あの年が人生で一番つまらなかった」と回想していた。