J2東京V 羽生社長、大幅減収の見通し示す 選手へ思い「心の問題が心配」

2020年05月14日 15:45

サッカー

J2東京V 羽生社長、大幅減収の見通し示す 選手へ思い「心の問題が心配」
東京Vの羽生英之社長 Photo By スポニチ
 J2東京Vの羽生英之社長が14日、Webで取材対応し、クラブの経営状況について「お金についてはスポンサーから入っているものもあるが、大きいのは入場料やスクールの収入がない。4~5億円のインパクトがある」と大幅減収の見通しを示した。18年度の営業収入は約18億円で、20~30%の減収になる。一方で「深刻ではない。この10年で銀行から信頼を得られているので貸してくれるところはある」と融資が受けられていることも明かした。しかし、「今年より来年が大変。2年かけて解決していきたい」と、長期戦を覚悟した。
 また、選手には「こんなことは経験したことがない。周りの人にうつさないこともすごく大切だし、自分が感染しないことがすごく大切と話した。再開したときスポーツの役割は大きい。再開したときに最大のパフォーマンスができるように心の準備を」と伝えたという。選手には個別にメニューを与えているが、時々クラブハウスに呼んで体調チェックもしているという。さらに「選手の心の問題が心配。ストレスは相当たまっている」と、加えた。

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