“怪物”平山相太氏「もったいなかった」現役時代を回顧…より高い意識で目指す新たな夢
2020年08月15日 10:00
サッカー
![“怪物”平山相太氏「もったいなかった」現役時代を回顧…より高い意識で目指す新たな夢](/soccer/news/2020/08/14/jpeg/20200815s00002000109000p_view.jpg)
筑波大進学後、海外クラブからオファーを受け20歳でオランダへ渡った。1年目にチーム最多8得点を挙げる活躍。だが、平山はわずか1年で戦力外通告を受けた。オフシーズン後のコンディション不足などを理由に、クラブの会長から「必死さが足りない、出て行っていい」と厳しい現実を突きつけられた。大学を自主退学していた平山は帰国後、FC東京へ移籍。日本代表に4試合招集されたが、当時の平山は大きな目標を持っていなかったという。平山氏は「(日本代表に)もっと出場できる力もあったと思います。ただ、当時の自分には準備だったり、欲が無かったと思います。もったいなかったと思います」と分析している。
17年に仙台へ完全移籍したが、左足手術後公式戦に出場することなくシーズンを終えた。そして18年1月、12年半のプロ生活に終止符を打った。現在は宮城県の仙台大学体育学部に入学し、のどかな田舎町で10歳以上年下の学生たちに混じって講義を受けてる。かつて怪物と呼ばれた男が一体なぜ大学生なのか。
そこには大学生として専門知識を学び、現役時代以上の高い目標を抱き、挑戦する男の姿があった。今、平山が目指す場所とは。
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