バルサ守備崩壊で屈辱8失点 12季ぶり無冠終戦にピケは“大改革”訴え
2020年08月15日 17:13
サッカー
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「スタートはとても良かった。しかし相手のパワーに圧倒された」とセティエン監督が振り返ったように、序盤はチャンスをつくった。先制された3分後の前半7分、DFアルバのクロスから相手オウンゴールで同点に追いつき攻勢に出た。9分にはFWメッシを起点にFWスアレスが決定機を迎えたが、1対1を相手GKノイアーの攻守に阻まれた。1分後にメッシの好クロスは左ポストを直撃。その後は、持ち味であるはずのパスサッカーは相手にプレスに寸断され、速攻からサイドを崩されて次々に失点を重ねた。
頼みのメッシはシュートわずか3本で不発に終わった。前半20分にドリブル突破からシュートを放つもGK正面。1―4の後半12分に自陣からのロングパスでFWスアレスの得点の起点となったが、反撃はここまでだった。中盤にシャビ(カタール1部アルサド監督)、イニエスタ(J1神戸)のような頼れる相棒がいないためゲームメーカーの役割も務めざるを得ず、今季はアシストは増えたものの、欧州CL大会3得点は最近13年で自己ワーストに終わった。
バルセロナの主要タイトル無冠は2007~08年以来12シーズンぶり。地元紙ムンド・デポルティボ紙は「恥ずべきサイクルの終焉(しゅうえん)」と報じた。メッシ、スアレス、MFビダル、DFピケは33歳、MFブスケツ、MFラキティッチは32歳、アルバは31歳と主力の高齢化は顕著。ピケは「一時代の終わり?分からないが、どん底に落ちたことは確かだ。選手もクラブも、すべてにおいて変化が必要だ」と大改革を訴えた。
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