パリ・サンジェルマン、初の決勝進出 ディマリア「夢を実現させたい」

2020年08月19日 09:22

サッカー

パリ・サンジェルマン、初の決勝進出 ディマリア「夢を実現させたい」
ゴールに歓喜するディマリア(左)とネイマール(AP) Photo By AP
 【欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝   パリ・サンジェルマン3―0ライプチヒ ( 2020年8月18日    ポルトガル・リスボン )】 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は18日、ポルトガル・リスボンで準決勝の1試合が無観客で行われ、パリ・サンジェルマン(フランス)がライプチヒ(ドイツ)を3―0で下し、初の決勝進出を果たした。フランス勢の決勝進出は2003~04年に当時35歳のデシャン監督が率いたモナコが準優勝して以来16季ぶり。23日の決勝でリヨン(フランス)―バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の勝者と対戦する。
 25季ぶり2度目の準決勝進出となったパリSGは、準々決勝アタランタ戦で出場停止だったアルゼンチン代表FWディマリアが1得点2アシストと躍動。まず前半13分にFKをDFマルキーニョスの頭に合わせて先制点を演出した。

 ブラジル代表ネイマール、フランス代表エムバペとの3トップを組んだディマリアは、前半42分に追加点。相手GKパスミスからの速攻でネイマールのヒールパスを受けて左足で決めた。さらに後半13分は前線で奪ったボールを受け、左クロスでDFベルナトのヘディング弾をアシストした。

 全得点に絡みマン・オブ・ザ・マッチに輝いた背番号11はUEFA公式サイトで「本当に嬉しい。クラブにとって初めて(の決勝)だからね。クラブの歴史をつくりたい。決勝でも今晩のような試合をして、夢を実現させたい」とファイナルを見据えた。

 2度目の欧州CL出場で初の決勝進出を果たしたライプチヒは、快進撃がストップ。大会史上最年少で準決勝の指揮を執った33歳のナーゲルスマン監督は「パリが決勝進出にふさわしい。2点目の後に選手は少し気落ちしてしまったが、仕方ないこと。準決勝進出は偉大な成果。我々は若いチーム。また来年戻ってきたい」と語った。

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