Jリーグ&NPB連絡会議で今後の動員拡大も議論 専門家「50%を超えたチャレンジも必要」

2020年10月05日 11:53

サッカー

 JリーグとNPB(日本野球機構)による第17回新型コロナウイルス対策連絡会議が5日、オンラインで開催された。感染状況については第2波のピークは過ぎたものの、下げ止まりの状態という。Jリーグでは現在、各クラブの判断が前提となるが、上限を50%とするなど徐々に入場制限が緩和が進む中、今回はマスギャザリング、疫学の専門家も招き、今後について幅広く協議した。
 専門家チームの賀来座長によれば動員数が増加しても複合的な対策でリスクは下げられるという。今後、さらなる制限拡大には慎重な対応が必要だが「マスクの着用、大声を出さないということが出来るのであれば50%の枠を超えたチャレンジも必要なのではないかと思う。(観客には)そういう行動をお願いしたい」と話した。既に75%や8割まで拡大した場合のリスクについても議論を進めている。

 またJリーグの村井チェアマンは一部のスタジアムで指笛やブーイングなどガイドラインで禁止される行為が見られたことについて「入場数緩和そのものが因果関係ではないと思う。そういう行為があった時にしっかりマネジメントしていくる内容も踏み込んで議論した。啓発を続け、ルールを守れない人は退場することも含めた施策を行っていく」と話し、禁止行為には厳重に対処していく方針を示した。

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