Jリーグ、J2新潟に罰金300万円とけん責処分決定 所属選手の酒気帯び運転摘発を報告せず

2020年11月06日 16:24

サッカー

Jリーグ、J2新潟に罰金300万円とけん責処分決定 所属選手の酒気帯び運転摘発を報告せず
新潟・ファビオ Photo By スポニチ
 Jリーグは6日、J2新潟に所属していた外国籍選手2人が道交法違反で書類送検された件を受け、クラブに罰金300万円とけん責処分を科すことを決定、発表した。
 9月17日に当時所属していたファビオが新潟市内で酒気帯び運転で摘発され、クラブはその事実を同日知ったにもかかわらず、10月14日までJリーグに報告せず。ファビオは10月16日に同乗者のペドロ・マンジーとともに道交法違反で書類送検され、2人は契約解除となった。

 懲罰量定の参考とした事項について、Jリーグは「アルビレックス新潟は、ファビオ選手を含む外国人選手に対し、各国ごとに法規制の実情が異なることなどから外国人選手が犯しがちな飲酒運転について、これを適切に防止するために必要な指導、教育等の措置を講じていなかった」「同クラブは、ファビオ選手が上記酒気帯び運転により検挙されたことを知った後、この情報を代表取締役社長、ゼネラルマネージャー及び監督の三者で共有するにとどめ、Jリーグに対しても直ちに報告せず、同年10月12日、外部から通報を受けたJリーグからの確認を受けて初めて同月14日にJリーグに報告するに至った。その結果、この間、同クラブはJリーグによる是正の機会のないまま、独自の判断により、同選手をリーグ戦6試合に出場させることとなり、ひいてはJリーグの信用を大きく損うこととなった」としている。

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