鹿島が21年シーズン始動 三竿は5年ぶり国内タイトルへ「1番タイトルを獲りたい気持ち」
2021年01月20日 16:02
サッカー
今季は主力の大半が残留し、現段階での移籍加入はブラジル人MFアルトゥール・カイキ(28)のみ。三竿は「昨年1年間戦ってきた多くのメンバーがいるのでベースはできている」と手応えを語る一方、新人は昌平高のMF須藤直輝(18)ら6人が加入した。「練習が始まった時に戦闘モードに入っているか」を主将として促しながら、チームをまとめ上げる思いだ。
今年でクラブ創立30周年の節目を迎える。鹿島加入6年目の三竿は「鹿島に来てから1番タイトルを取りたい気持ちが、オフ期間中もずっとあった」と振り返る。今オフは「クリーンにボールを奪う」ことをテーマに掲げ、股関節を中心にトレーニングを積んできたという。
「昨年よりも結果を残せる自信はある。タイトルを取れるチームになるためには、全員が“タイトルを獲る”という意識を常に持って日頃の練習をやること。それが高い要求につながり、チームは成長する」と三竿。“常勝”の誇りを取り戻し、節目のシーズンを飾る。