神戸が逸材リンコンの完全移籍獲得を発表 一転二転の末に…「人生の新しいチャレンジ」

2021年01月20日 19:21

サッカー

 神戸は20日、フラメンゴ1部に所属する元U―20ブラジル代表FWリンコンを完全移籍で獲得したと発表した。クラブを通じて「人生の新しいチャレンジのチャンスをくれたヴィッセル神戸に感謝しています。同時に、サポーターの皆さんの愛情のこもったメッセージに感謝しています。では、またすぐに」などとコメントした。
 名門フラメンゴにおいて16歳でトップデビューを飾り、ブラジルの年代別代表の常連で、かつて欧州ビッグクラブが注目していた逸材FW。最近ではフラメンゴで定位置をつかみきれずにクラブ側と対立し、新たな活躍の場を求めて、海外移籍を希望してきたといわれる。

 ただ、この日の獲得発表までには紆余曲折があった。地元メディアなどの報道によると、当初、神戸は期限付き移籍での獲得を目指して合意間近に迫っていた。そんな中、争奪戦を繰り広げていた米MLSのシンシナティが完全移籍でのオファーを提示し、形成は逆転した。

 一時は破談かと思われたが、最終的に神戸もリンコン側に完全移籍でのオファーを提示。約3億円もの移籍金をフラメンゴに支払うことで、クラブ間でも合意に達したもようだ。次代のブラジルを担う逸材と、元スペイン代表MFイニエスタとの新たなホットラインが期待される。

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