酒井高徳が「代表引退」を口にした真意とは 2021年シーズンもクラブに一意専心
2021年02月23日 05:30
サッカー
「自分が退くと言った内容や発言、真意にブレはなくて。これ以上、結果を残せないまま代表にいる自分を少し考えたくなかった。自分は2度のW杯を経験して、最後は試合に出られましたけど。大事な試合で、自分の本職のポジションではなく…。代表って、やっぱり競争があるところ。活躍できない人は出られないし、できる人が出られる。それにふさわしい選手が代表であるべきで。自分が出られなかったことを重く受け止めているというか、それが自分の実績、実力だと思っているので。正直、その役割を担うために次の4年間を同じポジションで過ごすことは考えられなかった。それが全てではないけど…」
理由は一つだけではなく「いろいろな要因が重なった」という。自分の力のなさを認めつつも、同時に日本代表の未来も思ってきた。
「自分は、自分のことをうまいと思って生きてきた選手じゃないので。自分よりうまい選手、ポテンシャルを持った選手が多いというのは日本でも感じること。自分が代表に居座れたとしても、次のW杯でおしまいぐらいの年齢。ドイツ代表でも、バイエルンやドルトムントでバリバリに出ている選手を招集せず、若い選手を入れて試合を戦っていることもある。それは凄く良いことだと思いますし、目先の勝ちだけにこだわって代表を作っても、代表の進化にはならない。そういった意味でも、長い意味で日本代表が強い時期を作るためには、若い選手が出てくることは大事になる」
この3月に30歳の誕生日を迎える酒井。まだまだ日本を代表するサイドバックであるものの、今季も神戸のためだけに戦い続ける。
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