【明治安田生命J1第7節第2日 横浜1ー1湘南 ( 2021年4月3日 日産ス )】
湘南がベテランMF山田直輝(30)の2試合ぶりのゴールで追いつき、強豪横浜と引き分けた。後半20分に先制されたが、30分に途中出場のMF古林将太(29)の右からのクロスに山田がゴール正面でヘディングシュート。貴重な一撃で追いついた。
山田は「得点が取れたことは良かった。失点は(自分の)ミスからだったので、何とか取り返せてホッとしている。チームに迷惑をかけた」と振り返る。そして「相手が4バックなので、2トップが前にいればあそこが空く。古林がいいボールをあげてくれて、押し込むだけだった。体ごと枠に入れるだけだった」と、古林に感謝した。これでチームはルヴァン杯を挟んで3戦負けなし。浮島敏監督(53)も「予想どおりの展開だった。勝ちたかった。相手をほめるしかないシュートが決まっても、崩れることがなかった」と、手応えを口にした。